2010年11月23日火曜日

【イベント紹介】アクセス解析交流会

アクセス解析イニシアチブが主催している忘年会があります。
アクセス解析に携わる人々が一堂に集まる会なので、興味のある人は行ってみてください!

筆者も行く予定だったりします。


アクセス解析交流会

2010年もあと少し、今年もアクセス解析イニシアチブを通じて、いろいろな出会いがありました。
そんな出会いに感謝しつつ、「アクセス解析イニシアチブ 年末の交流会」を開催いたします。
日時は、12月16日 木曜日 夜7時半から 場所は渋谷です。
ぜひ、ご参加ください。

この交流会は、アクセス解析イニシアチブの会員以外の方もご参加いただけます。

2010年11月15日月曜日

スマートフォンのアクセス解析

各社対応を行っているかと思いますが、下記のようなリリースが今後続々と出てくるのではと思います。

アクティブコア、アクセス解析・広告効果測定ツール「ac cruiser」にスマートフォン分析機能を提供開始


Nokiaは、スマートフォンの解析で有名なMotallyを先日買収しました。
この会社、2008年創業のサンフランシスコに拠点を置く社員8人の非公開企業でした。

分析ツールをモバイルアプリやWebサービスに組み込むことで、開発者はユーザーを追跡・分析し、サービスの最適化に関するレポートを得ることができます。



このようにスマートフォンの解析市場は今後大きくなることが予想されます。



下記、アクティブコアのリリースから抜粋。

新バージョンでは、iPhone、iPad、iPod Touch、XperiaなどJavaScriptが動作するスマートフォン端末に対応したアクセス解析と効果測定が可能となり、端末別の流入数やコン バージョン数の把握から、閲覧ページ別の直帰率や離脱率を分析することができます。
新バージョンにより、ECサイトや企業のウェブ担当者は、スマートフォン経由で閲覧されるコンテンツ評価や成約数・購入数を把握できるため、PC・携帯を含むマルチデバイスに対応したアクセス解析・広告効果測定を効率的に管理・運用することが可能となります

2010年11月11日木曜日

アクセス解析だけでは足りないもの

市嶋泰樹さんが、今自分が考えていたことをブログに記しているので、ご紹介します。

アクセス解析は「起きた結果」であって、それだけでは「起きてほしかったこと」の分析はできない



アクセス解析は、あくまでそのWebサイトで起きた「結果」であって、それだけではそこで起きてほしかったことの状況まではわかりません。「結果だけ」を 見てもそれはただの「量」でしかないため、「測定しました」という事実の提示と、ほんの一部の部分最適化の提示までしかできません。

実際にサイトを改善していくには、WEBサイトで起きたデータ(アクセス解析の結果)だけでなく、
会員データや購買データであったり、一般的な統計データであったりを駆使して行われるわけです。


もちろん、それ以前に、どういう目標や目的をもってサイトを使って欲しいのかというのがないと、結果の評価はできません。

要は、アクセス解析だけでは、何もなさないよってことが言いたかったのです。

サイトを改善する立場にありますが、アクセス解析だけ渡されても、部分最適しか考えられないというのを実感したので、今回メモとして記載しました。

2010年11月4日木曜日

サイト外の行動が把握できたとしたら、その情報をどうサイトにとって有効に使いますか?

ブラウザ履歴を盗み見してコンバージョンアップにつなげるちょっと危ない3つの方法


アクセス解析レビューでも同様の見解で紹介させて頂きます。
※Web担編注 この記事に書かれている内容は、プライバシーポリシーによっては実現できないし、議論が進めば「行うべきではない行為」だとみなされる可 能性もあるので注意してほしい。あくまでも、「現状をベースにすると、こういった方法も考えられる」という考察の1つとしてとらえてほしい。

このブラウザの履歴を利用するツールとして、beencounterのレビュー記事を掲載したので、参考にご覧ください。

さて、記事の紹介をしていきます。

■ブラウザの履歴からコンバージョンアップする3つの使い方。

・ユーザー体験をカスタマイズする



→直近で使ったソーシャルサイトの共有リンクだけを表示する。

・パブリシティのリターゲティング




→レビュー記事を見たかどうかを判断し、レビュー記事を見た人は、割引しますなどを表示する。

・競合企業の顧客を見つけ出す
→他サイトの比較の中で、自社のサービスの利点を訴求したり、逆に複数のサイトを比較してない人には、比較を出さないなどができる。


アプローチの仕方としては、非常に面白いものだと思います。

ユーザーにとって、より良いサイトを作るという大前提の元、もっと色々な使い方もできそうですね。


■補足

さて、この本文でも紹介されていたのですが、
START PANIC が面白いです。

真ん中「LETS START!」をクリックするだけで開始します。

自分のブラウザの履歴をワンクリックで、表示します。
(全てではなく、START PANICで把握しているサイトのみ表示されるのと思います。)

真ん中の中断に履歴が記載されます。

2010年11月2日火曜日

アクセス解析不要論

■アクセス解析不要論




思考実験として、アクセス解析が不要だと結論づけた場合について考えてみます。




・アフィリエイトサイトなので、広告・アフィリエイトASPが用意する結果が全てだ。

・PVやUUをカウントの数位を見ても時間の無駄だ。もっと面白いと思われるものを考えて、作り続けたい。



もう少し思い浮かんだら、「アクセス解析不要論」を追記してみます。

2010年11月1日月曜日

ClickTaleのForm Analyticsにセグメンテーション機能が追加

ClickTale Blogより、 入力フォーム解析におけるセグメンテーション機能の追加が報告されていました。








上記のように、フォーム解析の結果から、絞り込みができるようです。
絞り込める内容は、下記のように記載されていました。

* Visitors of different screen sizes and fold heights
→訪問者のスクリーンのサイズなどの比較。

* Visitors from different locations and who speak different languages
→訪問者の場所や話す言語の違いの比較

* Existing customers vs. first time visitors
→再訪問者と初訪問との比較

* Converted customers vs. abandoned visitors
→コンバージョンユーザーと離脱ユーザーの比較

* Organic Search Engine generated traffic vs. a paid search, email, or any other campaign traffic
→検索エンジンからの流入や、りステクィング、Eメール、その他のキャンペーンからの流入との比較


* And many more:
→その他 (下図参照)


その他には、閲覧履歴やマウスの動きからの絞り込みもできるようです


ClickTaleは、このように入力フォームの解析などユーザーの行動に焦点を当てた解析が行える面白いツールです。

別の機会にレビュー記事を書きたいと思います。