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2010年11月15日月曜日

スマートフォンのアクセス解析

各社対応を行っているかと思いますが、下記のようなリリースが今後続々と出てくるのではと思います。

アクティブコア、アクセス解析・広告効果測定ツール「ac cruiser」にスマートフォン分析機能を提供開始


Nokiaは、スマートフォンの解析で有名なMotallyを先日買収しました。
この会社、2008年創業のサンフランシスコに拠点を置く社員8人の非公開企業でした。

分析ツールをモバイルアプリやWebサービスに組み込むことで、開発者はユーザーを追跡・分析し、サービスの最適化に関するレポートを得ることができます。



このようにスマートフォンの解析市場は今後大きくなることが予想されます。



下記、アクティブコアのリリースから抜粋。

新バージョンでは、iPhone、iPad、iPod Touch、XperiaなどJavaScriptが動作するスマートフォン端末に対応したアクセス解析と効果測定が可能となり、端末別の流入数やコン バージョン数の把握から、閲覧ページ別の直帰率や離脱率を分析することができます。
新バージョンにより、ECサイトや企業のウェブ担当者は、スマートフォン経由で閲覧されるコンテンツ評価や成約数・購入数を把握できるため、PC・携帯を含むマルチデバイスに対応したアクセス解析・広告効果測定を効率的に管理・運用することが可能となります

2010年11月4日木曜日

サイト外の行動が把握できたとしたら、その情報をどうサイトにとって有効に使いますか?

ブラウザ履歴を盗み見してコンバージョンアップにつなげるちょっと危ない3つの方法


アクセス解析レビューでも同様の見解で紹介させて頂きます。
※Web担編注 この記事に書かれている内容は、プライバシーポリシーによっては実現できないし、議論が進めば「行うべきではない行為」だとみなされる可 能性もあるので注意してほしい。あくまでも、「現状をベースにすると、こういった方法も考えられる」という考察の1つとしてとらえてほしい。

このブラウザの履歴を利用するツールとして、beencounterのレビュー記事を掲載したので、参考にご覧ください。

さて、記事の紹介をしていきます。

■ブラウザの履歴からコンバージョンアップする3つの使い方。

・ユーザー体験をカスタマイズする



→直近で使ったソーシャルサイトの共有リンクだけを表示する。

・パブリシティのリターゲティング




→レビュー記事を見たかどうかを判断し、レビュー記事を見た人は、割引しますなどを表示する。

・競合企業の顧客を見つけ出す
→他サイトの比較の中で、自社のサービスの利点を訴求したり、逆に複数のサイトを比較してない人には、比較を出さないなどができる。


アプローチの仕方としては、非常に面白いものだと思います。

ユーザーにとって、より良いサイトを作るという大前提の元、もっと色々な使い方もできそうですね。


■補足

さて、この本文でも紹介されていたのですが、
START PANIC が面白いです。

真ん中「LETS START!」をクリックするだけで開始します。

自分のブラウザの履歴をワンクリックで、表示します。
(全てではなく、START PANICで把握しているサイトのみ表示されるのと思います。)

真ん中の中断に履歴が記載されます。

2010年11月1日月曜日

ClickTaleのForm Analyticsにセグメンテーション機能が追加

ClickTale Blogより、 入力フォーム解析におけるセグメンテーション機能の追加が報告されていました。








上記のように、フォーム解析の結果から、絞り込みができるようです。
絞り込める内容は、下記のように記載されていました。

* Visitors of different screen sizes and fold heights
→訪問者のスクリーンのサイズなどの比較。

* Visitors from different locations and who speak different languages
→訪問者の場所や話す言語の違いの比較

* Existing customers vs. first time visitors
→再訪問者と初訪問との比較

* Converted customers vs. abandoned visitors
→コンバージョンユーザーと離脱ユーザーの比較

* Organic Search Engine generated traffic vs. a paid search, email, or any other campaign traffic
→検索エンジンからの流入や、りステクィング、Eメール、その他のキャンペーンからの流入との比較


* And many more:
→その他 (下図参照)


その他には、閲覧履歴やマウスの動きからの絞り込みもできるようです


ClickTaleは、このように入力フォームの解析などユーザーの行動に焦点を当てた解析が行える面白いツールです。

別の機会にレビュー記事を書きたいと思います。

2010年10月29日金曜日

アクセス解析から見るモバイルの利用状況

無料のモバイルアクセス解析サービス「myRTモバイル」やモバイル広告マーケットプレイスの「maqs」から得られた携帯のアクセス状況などの統計データが発表されていました。

非常に面白い結果なので、ご紹介します。
連載と書いあるので、確認したところ、毎月発表されているようですね。

モバイルユーザー傾向DATABOX(2010年9月)

下記のデータ量が元になっているようです。

■解析データ(myRTモバイル)
1,255,079,941PV
46,357,680UU


■感想
全体的には、想像していたところと余り大差ないというか、納得の傾向でした。
アクセス解析ベンダーとして、こういった情報を公開してくれるのは素晴らしいですね。




個人的気になったのは、Flashlite2.0以上対応の機種の普及率でした。
ほぼ普及しているようですね。
ほとんどの人は気にしなくて良いデータかもしれませんが・・。

2010年10月28日木曜日

アクセス解析のサービス自体が感染経路

下記の記事を見つけたので紹介します。

アクセス解析サービスを使用した Web サイト経由での攻撃に関する注意喚起
 
JPCERT/CC では、2010年9月末から10月中旬の期間において、特定の Web ア
クセス解析サービスを感染経路としたと想定されるマルウエア感染に関する報
告を受けています。上記期間において、当該アクセス解析サービスを使用する
Webサイトを閲覧した場合、ユーザの PC がマルウエアに感染した可能性があ
ります。当該アクセス解析サービスは、多くの商用 Web サイトで利用されて
いる事から、広範囲のユーザが影響を受けた可能性があります。
 
 
どこのアクセス解析なのかは明記されてませんが、アクセス解析のサービスの性質上、
そこを乗っ取られると大変な影響がありますね。 
今後の経過を見守りたいと思います。

2010年10月24日日曜日

ソーシャルアプリのアクセス解析

近年、ソーシャルアプリ周りの話題を日々目にします。

アクセス解析の分野でも、徐々にソーシャルアプリの解析が注目されてきました。

ーシャルアプリの解析結果を無償提供

RTmetricsの提供しているオーリックの子会社のmaqsが、ソーシャルアプリのアクセス解析の開発の協力ベンダーを募集しているようです。




ソーシャルアプリ解析では、ユーザーローカルの
apptraq
などがありますが、どれほど利用されているのかは不明です。
月間5000万PV以上でも、 無料利用OKとは凄い太っ腹ですね。


ソーシャルアプリの解析は、単純にJavascriptのタグを貼るだけでなく、
APIを利用して計測するなど使う側のスキルも要求されそうですが、
自分たちで開発して計測するより、簡単で便利なツールが出てくるのではないかと思います。


ソーシャルアプリに限らずですが、APIを使って、自由に計測したものを利用出来るツールが今後増えていくでしょう。

 

2010年10月19日火曜日

ブラウザのJavascriptをオフにしているユーザーは約1%(yahoo調べ)

下記の記事を見て、再認識しました。

米ヤフー曰く「JavaScriptをオフにして閲覧している人は1%前後」


アクセス解析のレビューをしていて、大前提となることなので、ここに記しておきます。

レビューするツールは、WEBビーコン型のもがほとんどです。


・ブラウザのJavascriptをoffにされると、WEBビーコン型のアクセス解析は計測できない。


ただし、そのユーザーは、割合で言うと、数%なので、
訪問者の絶対数が多いサイト以外はあまり気にする必要はなさそうです。

2010年10月16日土曜日

アクセス解析/広告効果測定ツール市場は2009年度は65億500万円

2010年9月11日の記事なので、1ヶ月ほど前ですが、
アクセス解析の市場規模の発表がありました。

アクセス解析/広告効果測定ツール市場、09年度は65億500万円 ‐ 矢野経済研

2009年度は65億円でした。
・2007年度が59億1500万円、2008年度が63億2000万円(前年度比106.8%)という実績で、成長は継続しているものの、そのペースは鈍化している。
やはり、無料ツールの普及の影響や、不況の影響があるようです。
アクセス解析などのツールは、導入の効果が直接的に見えにくいのもあると思います。

ただし、今後もアクセス解析市場は微増に推移すると矢野経済研究所は推測しています。


それは、下記の理由があるそうです。

・「無償ツールから有償ツールへの切り替え」
・「同一企業内における利用部署増加に伴う単価の向上」
・「ユーザーの複数ツール利用率の増加」
・「プラット フォーム提供、コンサル充実による成果の向上に伴う1社あたりの単価の向上」
・「スマートフォン普及拡大による新たな解析ニーズの発生」


企業へのアクセス解析の意識の向上が、アクセス解析市場を活性化させるのではと思っています。

そんな中、昨年は、アクセス解析の協議会であるアクセス解析イニシアチブが立ち上がるなど、
2009年はアクセス解析元年とも言われてました。

2010年10月15日現在では、
無料会員:1,195名
法人会員:43社
個人会員:150名
一般有料参加者:641名
メディアパートナー:5社

と、数多くの人が参加しています。


今後もアクセス解析の市場が盛り上がると嬉しいです。

個人的には、どんどんアクセス解析などのツールを生み出すベンチャーなどが、
アメリカのように多数生まれると嬉しいなと思っています。