2010年11月2日火曜日

アクセス解析不要論

■アクセス解析不要論




思考実験として、アクセス解析が不要だと結論づけた場合について考えてみます。




・アフィリエイトサイトなので、広告・アフィリエイトASPが用意する結果が全てだ。

・PVやUUをカウントの数位を見ても時間の無駄だ。もっと面白いと思われるものを考えて、作り続けたい。



もう少し思い浮かんだら、「アクセス解析不要論」を追記してみます。

2010年11月1日月曜日

ClickTaleのForm Analyticsにセグメンテーション機能が追加

ClickTale Blogより、 入力フォーム解析におけるセグメンテーション機能の追加が報告されていました。








上記のように、フォーム解析の結果から、絞り込みができるようです。
絞り込める内容は、下記のように記載されていました。

* Visitors of different screen sizes and fold heights
→訪問者のスクリーンのサイズなどの比較。

* Visitors from different locations and who speak different languages
→訪問者の場所や話す言語の違いの比較

* Existing customers vs. first time visitors
→再訪問者と初訪問との比較

* Converted customers vs. abandoned visitors
→コンバージョンユーザーと離脱ユーザーの比較

* Organic Search Engine generated traffic vs. a paid search, email, or any other campaign traffic
→検索エンジンからの流入や、りステクィング、Eメール、その他のキャンペーンからの流入との比較


* And many more:
→その他 (下図参照)


その他には、閲覧履歴やマウスの動きからの絞り込みもできるようです


ClickTaleは、このように入力フォームの解析などユーザーの行動に焦点を当てた解析が行える面白いツールです。

別の機会にレビュー記事を書きたいと思います。

2010年10月29日金曜日

アクセス解析から見るモバイルの利用状況

無料のモバイルアクセス解析サービス「myRTモバイル」やモバイル広告マーケットプレイスの「maqs」から得られた携帯のアクセス状況などの統計データが発表されていました。

非常に面白い結果なので、ご紹介します。
連載と書いあるので、確認したところ、毎月発表されているようですね。

モバイルユーザー傾向DATABOX(2010年9月)

下記のデータ量が元になっているようです。

■解析データ(myRTモバイル)
1,255,079,941PV
46,357,680UU


■感想
全体的には、想像していたところと余り大差ないというか、納得の傾向でした。
アクセス解析ベンダーとして、こういった情報を公開してくれるのは素晴らしいですね。




個人的気になったのは、Flashlite2.0以上対応の機種の普及率でした。
ほぼ普及しているようですね。
ほとんどの人は気にしなくて良いデータかもしれませんが・・。

2010年10月28日木曜日

アクセス解析のサービス自体が感染経路

下記の記事を見つけたので紹介します。

アクセス解析サービスを使用した Web サイト経由での攻撃に関する注意喚起
 
JPCERT/CC では、2010年9月末から10月中旬の期間において、特定の Web ア
クセス解析サービスを感染経路としたと想定されるマルウエア感染に関する報
告を受けています。上記期間において、当該アクセス解析サービスを使用する
Webサイトを閲覧した場合、ユーザの PC がマルウエアに感染した可能性があ
ります。当該アクセス解析サービスは、多くの商用 Web サイトで利用されて
いる事から、広範囲のユーザが影響を受けた可能性があります。
 
 
どこのアクセス解析なのかは明記されてませんが、アクセス解析のサービスの性質上、
そこを乗っ取られると大変な影響がありますね。 
今後の経過を見守りたいと思います。

2010年10月27日水曜日

ABテストツール導入の大前提

本ブログでOpitimyzelyというABテストを行えるツールを導入しています。

かの有名なY Combinatorが投資しているOptimizelyは、誰でもできるA/Bテストの提供を目指しています。


このように、誰でもテストが行えるようになるのは素晴らしいことです。

ただ、忘れがちなことがあったので、 備忘録として記載しておきます。

当然ながら、ABテストをする場合、ある明確な仮説があって、AとBのテストをするわけです。
決して、ABテストが目的ではなく、サイトを最適化して、ユーザーにとって便利にしていくのが目的です。

というわけで、本ブログでもツールのレビューが目的になって、本来の用途を見失わないようにしたいと思いました。

2010年10月25日月曜日

リアルタイムアクセス解析Justnowのビジターリーチ機能のテスト

Justnowというリアルタイムアクセス解析があって、本ブログに導入しています。

このサービスのレビューは別途書こうと思うのですが、
Visitorリーチ機能というのがありました。

Visitorに対し、指定コンテンツをIFrameで表示します。Visitorへ1対1のアプローチが可能です。
2010-10-25 現在、指定URLのコンテンツをIFrameタグを用い表示する機能のみ

つまり、1対1で、適当なものを表示できるというわけなんですね。

そこで下記の画像を表示してみました。

■設定方法
管理画面にログインして下記の画面から登録します。

Visiterリーチ機能の設定画面

・クリエイティブ名(任意のもの)
・IFrameで表示する際のURL
・表示幅(%で設定)
・表示高さ(%で設定)

を設定できます。プレビューでどのように表示されるかも確認できます。


■表示
表示含めて後日レビューにて報告します。

2010年10月24日日曜日

ソーシャルアプリのアクセス解析

近年、ソーシャルアプリ周りの話題を日々目にします。

アクセス解析の分野でも、徐々にソーシャルアプリの解析が注目されてきました。

ーシャルアプリの解析結果を無償提供

RTmetricsの提供しているオーリックの子会社のmaqsが、ソーシャルアプリのアクセス解析の開発の協力ベンダーを募集しているようです。




ソーシャルアプリ解析では、ユーザーローカルの
apptraq
などがありますが、どれほど利用されているのかは不明です。
月間5000万PV以上でも、 無料利用OKとは凄い太っ腹ですね。


ソーシャルアプリの解析は、単純にJavascriptのタグを貼るだけでなく、
APIを利用して計測するなど使う側のスキルも要求されそうですが、
自分たちで開発して計測するより、簡単で便利なツールが出てくるのではないかと思います。


ソーシャルアプリに限らずですが、APIを使って、自由に計測したものを利用出来るツールが今後増えていくでしょう。