アクセス解析の市場規模の発表がありました。
アクセス解析/広告効果測定ツール市場、09年度は65億500万円 ‐ 矢野経済研
2009年度は65億円でした。
・2007年度が59億1500万円、2008年度が63億2000万円(前年度比106.8%)という実績で、成長は継続しているものの、そのペースは鈍化している。やはり、無料ツールの普及の影響や、不況の影響があるようです。
アクセス解析などのツールは、導入の効果が直接的に見えにくいのもあると思います。
ただし、今後もアクセス解析市場は微増に推移すると矢野経済研究所は推測しています。
それは、下記の理由があるそうです。
・「無償ツールから有償ツールへの切り替え」
・「同一企業内における利用部署増加に伴う単価の向上」
・「ユーザーの複数ツール利用率の増加」
・「プラット フォーム提供、コンサル充実による成果の向上に伴う1社あたりの単価の向上」
・「スマートフォン普及拡大による新たな解析ニーズの発生」
企業へのアクセス解析の意識の向上が、アクセス解析市場を活性化させるのではと思っています。
そんな中、昨年は、アクセス解析の協議会であるアクセス解析イニシアチブが立ち上がるなど、
2009年はアクセス解析元年とも言われてました。
2010年10月15日現在では、
無料会員:1,195名
法人会員:43社
個人会員:150名
一般有料参加者:641名
メディアパートナー:5社
と、数多くの人が参加しています。
今後もアクセス解析の市場が盛り上がると嬉しいです。
個人的には、どんどんアクセス解析などのツールを生み出すベンチャーなどが、
アメリカのように多数生まれると嬉しいなと思っています。